こんにちは。FiNANCiE(フィナンシェ)でUX・UIを担当している島津です。普段はサービスコンセプトを実現するために、ユーザーとコミュニケーションをとって体験価値をプロダクトに反映したり、機能改善のプランニングを行なったりしています。
現在Topページで説明しているFiNANCiEについての説明の設計も担当しました。
FiNANCiEとは
今回はTopページで公開しているコンセプトについて、最近の取り組みや考察を言語化してみました。
- FiNANCiEとは
- 応援される人と応援したい人の欲求
- FiNANCiEでの応援のかたちの構想
- 今考えているコミュニティの変容について
- それぞれの応援スタイルを尊重し、ドリームをシェアしていくために
- 最近の取り組み
応援される人と応援したい人の欲求
応援されたい人は、応援する人の「応援したい!」という気持ちを活かすことができ、それが自分の活動のエネルギーになることを望んでいると考えています。そんな応援されたい人に対して応援する人は「自分が応援したいと思って行動したことで喜んで欲しい、その人のためになりたい。」と思ってアクションを起こしていることが多いと考えています。
コミュニティ活動(エコシステム)によって満たしたい欲求
応援されたい人
応援してもらえてよかった
応援したい人
応援してよかった
このように明確に見えてきた欲求をサービスで実現すべく、FiNANCiEで実現するべき応援のかたちについて考えてみました。
FiNANCiEでの応援のかたちの構想
人によって異なる応援のかたちを共存させようと取り組んでいるのがFiNANCiEです。決まった応援の仕方があればそのときは応援を始めやすいかと思いますが、結局「なんか自分に合ってないな」というところが少しでもあると応援を継続することが難しくなってしまいます。あらゆるきっかけと継続スタイルを尊重し、共通した「応援したい!」という思いを軸としたコミュニティ活動(エコシステム)を実現すべく調査・考察をしていると下記のような視点が見えてきました。
応援のしかた
たとえば、お金はたくさんあるけど時間がないという人は「カード購入をして金銭面でサポートしたい」と思うとか、スキルや能力(ユーザー視点含む)を活かしたいという人は「コミュニティ内でオーナーの実現したいことについて一緒に考えるという行動から応援をしていきたい」と思うなど。はたまた両軸で応援したい人もいると思います。
注ぐ熱量
また、注ぐ熱量も人それぞれです。応援自体が生活の中心になる人もいれば、タイミングが合えば応援に時間を使いたいという人もいます。
好き・共感度
好き!わかる!という気持ちになる瞬間や、好きが継続する期間などの好きのフェーズにおける好き・共感度というのも人によって異なります。
「もう少し活動を見守ってみて好き度が高まったらカードを買うか検討しようかな」「今はコミュニティに書き込みにくいけど、もう少し慣れてきたらちょっとコアな話をしてみたいな」「オーナーが自己実現するために力になりたい、そのためにも仲間とファンを増やしたいし一人でも多くの人に良さを伝えたいな」
それぞれの思いのかたちは異なっていたとしても、オーナーを応援したいという気持ちは共通しているし、その気持ちはオーナーにとってエネルギーになると思います。
これらは、日々「応援したい!」という気持ちを持っている方々からいただいた視点を反映したものです。様々な「自己実現したい!」「応援したい!」という思いを活かせるプラットフォームになれるよう、コミュニティ視点でそれぞれが共存できる環境について考えています。
参考にしたアンケート
※現状できる範囲内での調査結果です。
Q.応援をしていて評価されて嬉しいと思うパターンを選ぶとしたら? Q.応援してよかった!嬉しい!と思う瞬間ってどんなとき? Q.応援の原動力は? Q.自分に合った応援のしかた(役割分担する感じで)がためになるギルドのような場があったら参加してみたいと思う?
今考えているコミュニティの変容について
開拓期
オーナーの大義を実現するためのコミュニティ設計
- トークチャンネル設計
- 権限設計
- 初期サポーター像の設計
選定期
オーナーの大義に基づいた活動について協力的な人を見つける (日々の取り組みから一緒に活動したいと思わせてくれる人)
構築期
協力的な人とともにライトなメンバーに働きかけ好きなポジションやスタンスで楽しめる雰囲気づくり
循環期
コミュニケーションが自律的に各所で発生し行われる
※まだ解像度が低いので日々アップデートしていきます。
それぞれの応援スタイルを尊重し、ドリームをシェアしていくために
オーナーの提唱するそれぞれの大義やコミュニティスタイルを軸として、共通した「応援したい!」という思いを共存させる方法を、ブロックチェーン技術を含め引き続き模索してみます。
人が増えればコミュニティも変わる。大きさ問わず、それぞれのフェーズでよりよい応援のかたちを実現できるよう調査・設計・開発に尽力しています。年内のアップデートはひと区切りになりますが、年明けのアップデートをお待ちいただけますと幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。